リフト★　　　 　　　一本勝負！ このスキー場に 　　　　　　行け！ ゲレンデ　　　　　 　　　ヌーヴォー 極私的　　　　　 　スキー場批評 スキー場　　　　 　　　　歴訪記録 スキー場用語　 　　　　　小辞典 雪の素材集 websiteの　 　　　　　道具箱 リンク集 スキー場　　　　 　　インディーズ パンフ原色図鑑 【別サイト】 http://yomo-ski.sports.coocan.jp/ ツイート サイトマップ 　滑走式リフトの現況　 　スキー場にあるリフトについては、各種の法律・省令が存在する。 　その中の一つ、「索道施設に関する技術上の基準を定める省令」が平成９年（1997年）５月２９日の改正で、大きく変更された。 　従来、甲種・乙種・丙種と3種類に分かれていた特殊索道が、全部一緒になってしまったのが特筆すべき変更点である。 　それぞれの違いは下記の通り。 　・甲種　夏季用チェアリフト 　・乙種　冬季用チェアリフト 　・丙種　滑走式リフト 　 　 　この区別がなくなる直前の鉄道要覧（平成９年度版）に基づいて、丙種特殊索道の一覧を作成してみた。 　 　 　さて、これを書いている時点で最新版の鉄道要覧（令和６年版）では、どのようになっているだろうか。これらの索道のうち記載があるリフトについて、その現況をチェックしてみた。それをまとめたのが下の表である。 　ひと目で分かる通り、記載されている索道が激減している。さらにそのほぼ半数は「休止中」である。 　中には、スキー場自体が休業中なのもある。 　 　 　 　また、新設の話もまったくない。 　秋田県の真山スキー場のJバーがもっとも新しいはずだが、このスキー場自体が廃止されてしまって現存しない。 　ということで、今後滑走式は減少の一途。「日本国内の滑走式リフトは絶滅危惧種」と言われるゆえんである。 データ最終更新：2024.10.27