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 スキー場はいくつあるのか?2024 

 5年ごとにスキー場の数を数えている。2019シーズンに数えたときは、445であった。
 あれから5年経ったので、2024シーズン時点でのスキー場数を数えてみた。

  カウント対象は以前と同様に特殊索道もしくは普通索道のあるスキー場で、ロープトゥのみのスキー場はカウントしていない。
 また、スキー場の分割併合があるため、現在の営業形態とは異なるカウントもある。これは増減比較のためなので、それについては備考等に書いてある。
 どのようなスキー場がカウントされているかがわかるように、それぞれのエリアごとに、スキー場リストを画像にして添付した。

 コロナ禍を契機に休止中のスキー場もあるが、明らかに休廃業したケースを除き、今回はカウント対象とした。
 すでに2024シーズンを最後に休廃業することを表明しているスキー場もあるが、2024シーズン現在ということで、こちらもカウント対象としている。

 で、結果がこの表。やっとカウントでのミスがなくなった。「スキー場リスト」をつけたことでチェックが捗ったことが影響していそうである。
 とはいえ、今回も誤差は多少あるであろうことはご了承願いたい。
 
 
県名 数  カウント  非カウント  増減 備考 
北海道       97
北海道 97     +ニセコ花園
−国設芦別,栗山
 
北海道索道協会のスキー場情報に掲載のスキー場 + 旭岳、ぬかびら、グリーンピア大沼
過去とのデータ整合を取るため、
 ・テイネハイランドとオリンピアは別カウント
としている
前回調査時、過去との整合性の都合上、ニセコ花園はグラン・ヒラフと同一スキー場としていたが、ニセコ花園がゲレンデの拡張や索道の新設を行ったため、別のスキー場としてカウントとすることにした
東北   93
青森 12   岩木山スカイライン    
岩手 15    

−ひめかゆ,越路,
岩山パーク

 
宮城 10        
秋田 14     −米内沢
 
山形 22    
 
福島 20     −天栄,
猪苗代リゾート
 
過去とのデータ整合を取るため、
 ・八幡平リゾートと下倉は別カウント
 ・アルツ磐梯と裏磐梯猫魔は別カウント
としている
関東   25
栃木 4     −那須温泉ファミリー  
群馬 21 高峰高原   −大穴,中沢ヴィレッジ  
埼玉 0     −狭山  
狭山はリフトを撤去してベルトコンベアのみになったので、非カウント
北陸       68
新潟 50 斑尾高原
  −ルーデンス湯沢,
わかぶな高原,
大湯温泉,一本杉


みつまたかぐら田代はかぐらとして1ヶ所としてカウント
布場と湯沢高原は1ヶ所としてカウント
赤倉温泉と赤倉観光ホテルは1ヶ所としてカウント
一本杉はリフトを撤去してベルトコンベアのみになったので、非カウント
富山 7        
らいちょうバレー,極楽坂と、あわすのは立山山麓として1ヶ所
石川 6 白峰温泉      
白峰温泉は日程限定ではあるが一般利用ができるのでカウントした
福井 5     −雁ヶ原  
中部       80
山梨 3        
長野 57   斑尾高原,
高峰高原
−千畳敷,飯縄高原,
エコーバレー

志賀高原は1ヶ所としてカウント
やまびこの丘は木島平の一部エリアとして開業したためカウントしてない。現在休止中だが増減に影響なし
過去とのデータ整合を取るため、鹿島槍とさのさかはサンアルピナとして1ヶ所のカウント
斑尾高原は新潟県、高峰高原(旧アサマ2000)は群馬県でカウント
千畳敷はスキー場としての営業を休止
岐阜 17     −平瀬温泉白弓,
しらお,チャオ御岳,
揖斐高原(貝月含む),アルコピア
 
静岡 1        
愛知 1        
三重 1        
関西   22
滋賀 6        
京都 1     −スイス村  
兵庫 15     −ミカタスノーパーク  
中国   19
鳥取 4     −奥大山,花見山  
島根 2     −アサヒテングストン,
三井野原
 
岡山 4     −大茅  
広島 8     −芸北国際,雄鹿原  
山口 1        
四国   4
徳島 1        
香川 0     −スノーパーク雲辺寺  
愛媛 3        
九州  
佐賀 0     −天山  
大分 1        
宮崎 1        
全国         410

 
 2019→2024の減少数は35ヶ所で、2014→2019の18ヶ所より減少数が増加している。一旦下げ止まったかに思われたのだが、ぬか喜びだったようである。
 また、少雪傾向の著しい西日本エリアでの休廃業が相対的に多いのも今回の傾向である。
 更に言うと、「休廃業予備軍」ともいえるスキー場が結構あるので、前回調査時のコメントで述べた「下げ止まり」は早計だったと言える。
 



データ最終更新:2019.4.30