リフト数が３本の割りにはコースバリエーションもある。初級者がすべられるバーンがあまり無いためか、第３ペアリフトが一番人気。山頂からのコースは緩みのない中斜面が続き、中上級者には面白い。
　雪質は北信地区でもあり、さらに北斜面なので、なかなかよろしい。
　ポールの貸し出しも積極的であり、それ自体はいいのだが、その施策が滑られるコースを少なくしているのは問題である。
　国道117号からのアクセスもそれほど急でなく、駐車場とゲレンデがすぐというのもよい。
　給食施設は、できたばかりということもあり、きれい。ただ、動線計画がでたらめだし、食券自動販売機は１台しかなく、自販機の前に立つまでどんなメニューがあるかもわからないという不便さ。結局タクトタイムが長くなってしまう。生ビールは中ジョッキで600円と常識的でよろしい。ゲレンデやアクセスがいいだけに給食施設のつくりの悪さが目立ってしまう。また、ホームページの積雪情報もちゃんと更新してほしいものである。
　リフト係員の挨拶の徹底や、給食施設の改善がなされれば、「このスキー場に行け！」に挙げてもいいぐらいの資質を持つスキー場なので、ぜひがんばってほしい。
　ちなみに索道施設はすべて安全索道である。