 |
◆ここがダメ！ |
|
 |
| |
ダメな理由：その１ 道が狭い
ゲレンデサイドの駐車場までの道が狭く、その上にスキーを担いでいくスキーヤーが多く、危険きわまりない。これは歩いているスキーヤー側からしても同じことで、歩くには不向きなスキーブーツで、重たい板を担いで滑りそうな雪道を歩かなければならないのである。そこに車が来たとしてもそうそう避けることができるわけではない。
現代では「スキーは車で来る」客がほとんどだというのに、こんなことでいいわけがない。ちなみに栂池高原も同じようなもんである。
ダメな理由：その２ 駐車場の値段が高い
そのスキーヤーがわんさと溢れかえる道を進み、やっと駐車場にたどり着いたと思ったら、駐車料金が2,000円もするのである。それも舗装もしていない砂利敷きなのにである。
岩原スキー場（新潟県）みたいに消雪パイプまで完備してあって1,000円ならしょうがないかもしれないが、これではぼったくりみたいなもんである。
ダメな理由：その３ 高速リフトが少ない
これだけの規模のスキー場でありながら、高速リフトが少ない。いきおい、ゴンドラリフトにしわ寄せが来てしまう。グラートクワッドなんか造るより、スカイラインなどに造って欲しいものである。
|
|
|
|
◆まとめ |
|
|
|
簡単に言ってしまうと、いわゆる「スキー場」のエリアはなかなかのスキー場である。初級者はともかく、上級者をうならせるコブ斜面、中級者が堪能できるロングクルージングコースをそれぞれ豊富に有するのである。しかしながら、私に「ダメスキー場」の烙印を押される羽目になったのは、上に書いたようなスキー場のふもとの無秩序さにある。これは図らずも10年前に記された『極楽スキー』に指摘されたことと同じことであり、なんら改善されていない。もしかして、オリンピックを契機に少しは区画整理されたのだろうか。もし相変わらずであれば、八方尾根の将来はないだろう。
|
|
◆スキー場の概要 |
|
| 入り込み数 |
索道総延長 |
総VTM |
| 57万人('98シーズン) |
22,011m |
10,154.6 |
'98シーズンはオリンピックの関係で入り込みがやや少ないと思われる。八方尾根の実力はこんなものではないはず。
|
|
