とにかく、従業員の態度がすばらしい。私が訪れた中では文句なしに一番よい。リフトの係員はもちろん、食材を運搬中の人でさえ、「おはようございます」なんて声をかけてくれる。第４ペアリフトでは搬器を押さえてくれるので、2.3m/sなのに、ブーツに搬器がバコーンと当たることもなく、気持ちよく乗車できた。
　この影には、出資者でもある千代田火災のサポートによる従業員教育があったからではなかろうか。
　リフトはデタッチャブルクワッドが２本もあるし、斜面もまずまずおもしろい。
　とにかく、「スキー場はサービス業である」ということを一番わかっているスキー場ではないかと思う。
　惜しむらくは、ジュネス１内の給食施設。イスが安っぽいし、生ビールはプラスチックカップだし、というわけで「玉にキズ」と言うところ。
　スキー場関係者なら、是非訪れてその「暖かみある接客態度」を体感して欲しい。